松ノさんメモ

Rasberry Pi Zero WHのセットアップメモ

1.OSの起動まで

1-1.物理的な話

用意したもの

1-2.SDカードのフォーマットからOSのインストールまで

今回はSDカードのフォーマット,OSのインストールにRasberry Pi Imagerを用いる.
まず,SDカードをパソコンに挿入し,Rasberry Pi Imagerを開く.
Rasberry Piデバイスを"RASBERRY PI ZERO",OSを"削除",ストレージを任意のSDカードとし,フォーマットを行う.
次に,Rasberry Piデバイスを指定せず,OSを"Raspberry Pi OS (32-bit)",ストレージを任意のSDカードとし,OSインストールを行う.
ここで,Rasberry Piデバイスを指定するとRaspberry Pi OS(32-bit)を指定できない.
Rasberry Piデバイスを"RASBERRY PY ZERO"と指定すると"Raspberry Pi OS(Legacy)"が一番上に来るので,こっちが推奨なのかもしれないが,今回はRaspberry Pi OS(32-bit)を入れる.
"次へ"を選択し,OSをSDカードへインストールする.

1-3.初期設定

まず,インストールが終わったSDカードをRasberry Pi Zero WH本体に挿入,本体の電源を入れる.
初回起動時は色々セットアップするので特に時間がかかる.
起動したら,まず日本語表記に変更する.
左上のラズベリーボタンを押し,"Rasberry Pi Configrence"→"Localization"→"Location"へ移動,Languageを"jp"と選択すると国と文字セットも日本に合うので,"OK"を押した後再起動を行う.

次に,このままではChromiumが使えないので,Chromiumのダウングレードを行う.
今回はダウングレードのためにPi-Appsを使用する.
Wi-Fiの設定を行った後,Pi-Appsのインストールを行うために,以下のコマンドを実行する.


            $ sudo apt update
            $ sudo apt upgrade
            $ wget -qO- https://raw.githubusercontent.com/Botspot/pi-apps/master/install | bash
          
ここで,"-qO-"はqゼロではなく,q大文字のオーである.

Pi-Appsのインストールには成功したが,対応していない旨の警告が発生した.
その状態でChromium Downgradeを選択し,Chromium75にダウングレードした結果,ブラウザのアプリケーションを一切読み込まなくなった.
この処理の前にChromiumの再インストール,OSの変更をしたのだが,開かないままなので,現在 (2023/11/13) RasBerry Pi Zero WHでブラウザを使うのをあきらめた方が良いかもしれない….